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BJ-73Mファーストライトです

  Mewlon-300CRS Reducer CR0.73x 2160mm f/7.2 astrodon LRGBL5min.x36 R5min.x4 G5minx4 B5min.x4 MaxIm DL6.08,StellaImage9,PhotoShopCC M77 NGC1068,11/28/2021 JST 新年前に取敢えず、ファーストライト画像です。皆様に良い年が訪れますよう、祈りします。

日本製の冷却CMOSカメラ 

長くビットランの冷却CCDカメラを愛用してますが、時代の流れで今回はビットランの冷却CMOSカメラBJ-73Mを購入しました。外観はこれまで使っていたBJ-53Lとほぼ同じです。 このカメラを使うMewlon-300CRSはイメージサークルがやや狭いのでAPS-CサイズのBJ-73Mはおさまりがいいです。BJ-53Lは感度はいいのですがチップサイズが少し小さくのアンプノイズも少し気になります。 センサーはsony製のIMX571です。裏面照射でアンプノイズレスの人気CMOSですね。画素数2602万画素,1.8型APSサイズ23.5x15.7mm,6244x4186pixcel,ピクセルサイズ3.76x3.76μmです。A/D変換は12bitまたは16bitを選択できます。望遠鏡との接続は2インチ差し込みまたはM52 P0.75です。標準でASCOM対応のドライバーが添付されています。 USB端子がこれまでのMini USB Type- Bからmicro USB Type-B SuperSpeedに変更されています。望遠鏡との接続部などに変更はありません。 インストールには.NET Framework4.7以降とASCOM6.4以降が必要です。ただ最新のASCOMはVer.6.5SP1で.NET Framework4.8のインストールが必要となっています。 今回、撮影用のPCはASCOM6.1だったので、まず.NET Framework4.8をMicrosoftのサイトからインストールしてASCOM6.5SP1をインストールしました。後は付属のDVDを使ってドライバーをインストールするだけです。撮影はMaxim DLを使うのでカメラの設定でASCOMを選択してしBitranのカメラからBJ-73M指定して終わりです。 Gainの設定などがないソフトのために設定用のウィンドウを常時表示させるチェックボックスもあります。このウインドウでビットレートとGainをいつでも変更できます。

NGC7000 IC5067 IC5070また出遅れて夏が終わってしまいました

North America Nebula & Pelican Nebula Takahashi FSQ-130ED with 645 reducer0.7X 455mm f3.5, FLI ML16803 Baader SII 8nm 10min.x6, Ha 7nm 10min.x6, OIII 8.5nm 10min.x6 SHO Hubble Palette 08/05/2021JST MaxIm DL6.08,PhotoshopCC 夏の定番構図の一つですね。これまで何度も撮影した対象ですが、Hubble Paletteは初めてです。忙しさに感けて処理が進みませんせした。先日ナローバンドフィルターをアップグレードしたので、このフィルターでの撮影は最後かもしれません。 SII-8nm,Ha-7nm,OIII-8.5nmはキレは劣りますがレンジは稼げるのでそれなりに利点もあるんですよね。 URANOMETRIA 2000.0でカタログ化してみましたが、ナローバンドなので散開星団がよくわかりません。Bは暗黒星雲のカタログです。

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S 遠征編

Nikon Z 7(HKIR)  NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S  ISO3200 f/2.8 60sx24  Nikon NX Studio, StellaImage9, MaxImDL6.08,PhotoshopCC 08/29/2021 JST 8月末の遠征で撮影したZ MC 105mmの画像です。今回はF2.8の開放で撮影しました。開放でも、星像はシャープで色収差もなく周辺星像も十分良好です。周辺減光はNX Studioで処理すれば問題ありません。マクロ撮影だけでなく天体撮影にもいいレンズですね。 M8 散光星雲 M16 散光星雲 M17 散光星雲 M18 散開星団 M20 散光星雲(北側は主に反射星雲) M21 散開星団 M22 球状星団 M23 散開星団 M24 星 バンビの横顔 M25 散開星団 NGC6544 球状星団 NGC6553 球状星団 NGC6645 散開星団 IC1274 散光星雲  IC1275 散光星雲  IC1284 散光星雲 バンビの首飾り IC4706 散光星雲 Sh2-46 散光星雲 Sh2-54 散光星雲 Nikon Z 7(HKIR)  NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S  ISO3200 f/2.8 60sx24  Nikon NX Studio, StellaImage9, MaxImDL6.08,PhotoshopCC 08/29/2021 JST 少し北側に振った画像です。これより北は暗黒星雲が主なので撮影対象としてはちょっと地味ですね。 M26 散開星団 NGC6649 散開星団 NGC6664 散開星団 IC1276 球状星団 IC1287 反射星雲 自分の勉強がてらカタログ化してみました。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S 遠征編

お誘いを受けて田来原の公園まで 、午前中は雲が多く心配でしたが、夕方には快晴になりました。透明度もまずまずです。途中、木の花ガルテンで合流して公園に向かいました。8月最後の日曜日なので他には家族連れの方が1組だけです。前回来た時は電波がなくてスマホが使えなかったのですが、今年は3G入るようになったので時角計アプリが使えて助かります。この公園は街灯は完全には消灯しないのが少し残念ですが、広い公園で立地が山頂近くにあるので視界は開けています。今日の赤道儀はEM-10(MTS-3)です。 Nikon Z 7(HKIR)  NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S  ISO3200 f/2.8 60sx24  Nikon NX Studio, StellaImage9, MaxImDL6.08,PhotoshopCC 08/29/2021 JST 撮影は14mmの開放2.8で個人的には星像は周辺まで許容範囲です。夜露対策にビクセンの新しいレンズヒーター360IIIを用意したのですが、3カット撮影して後半2カットは結露に撃沈しました。芝生の地面で14-24mmはフィルターが大口径ですから効果が不十分でした。次回はさらに対策が必要ですね。

Nebula near Sadr in Cygnus Hubble Palette

  Nebula near Sadr in Cygnus Takahashi FSQ-130ED with 645reducer0.7X 455mm f3.5, FLI ML16803 Baader SII 8nm 10min.x6, Ha 7nm 10min.x6, OIII 8.5nm 10min.x6 SHO Hubble Palette 08/16/2020JST MaxIm DL6.08, PhotoshopCC デジカメで撮影すると赤く写るだけですが、ナローバンドではOIIIの領域も多いのでカラフルですね。

真夏の天頂付近

Nikon Z7 HKIR by Hayatacamera NIKKOR Z 85mm f/1.8 S ISO3200 f/2.8 60sec.x36 Nikon NX Studio, MaxIm DL6.08, StellaImage8, PhotoShopCC 08/04/2021JST   網状星雲(Veil Nebula)、北アメリカ星雲(North America Nebula)、白鳥座γ星付近(Gamma Cygni)、三日月星雲(Crescent Nebula)が全部入る構図で撮影してみました。網状星雲は超新星残骸、三日月星雲はウォルフ・ライエ星と賑かです。

Veil Nebula Hubble Palette version

  Veil Nebula (Hubble palette version) FSQ-130ED with 645Reducer0.7X 455mm f3.5, FLI ML16803 Baader SII 8nm 10min.x7, Ha 7nm 10min.x6, OIII 8.5nm 10min.x6 SHO Hubble palette 08/15/2020JST MaxIm DL6.08, PhotoshopCC 先日画像処理したVeil NebulaをHubble paletteで再画像処理したバージョンです。処理手順を変更したので可成り違ったイメージになりました。流星群の為に折角レンズ新調したのに此の大雨です。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S と天の川

 ペルセウス座流星群の撮影のために先月購入したニコンのZ 14-24mm f/2.8 Sです。Fマウント時代から神レンズと呼ばれたレンズの後継ですからズームレンズとは思えないシャープさです。重さも軽くなって、専用フードに112mmのフィルターも付きます。 Nikon Z 7(HKIR)  NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S  ISO3200 f/2.8 60sx24  Nikon NX Studio, StellaImage8, MaxImDL6.08,PhotoshopCC  天頂付近は空が狭いので少し低空で撮影しました。東の空に雲が残って光害が少し目立ちますね。カラフルでいいかも。 流星群天気が.....

Nikon Z fc  思いっきりいいね!

 ニコンZ fcのリーク画像が出て半信半疑でしたがついに発売されてしまいました。久しぶりにワクワクするカメラですね。予約開始日の10時半頃にマップカメラさんにズームキットで予約しました。計算するとこれに28mmのレンズを後で購入するのがコスパが一番良かったんですよ。 今回のZ fcはニコンも気合が入っていたのか、マップカメラの発送はいつも発売日の当日だったのですが、今回は前日発送で、翌々日配送で24日に届きました! 正立したNikonのロゴカッコいい。昔使っていたNew FM2に近い質感です。軽くて適度なコンパクト感が嬉しくなります。ダイアル類のクリック感も安っぽさはありませんね。いやいや本当にいいです。 正面左のサブコマンドダイアルに絞り、背面のメインコマンドダイアルに露出補正を割り当ています。動きものは撮影しないので殆ど絞り優先モードAで撮影します。 ストラップは革も似合いますね。このストラップはFUJIのX100に使っていたULYSSES製です。多分現在は販売終了かと思います。 Z7やZ6IIも使っていますが、背面のボタン配置はほぼ共通なので迷いません。ファインダーは画素数などZ6IIなどには及びませんが、見易くて違和感なく使えます。流石ニコンの拘りを感じます。 左肩は撮影モードとISO感度の設定です。Df用に購入したホットシューカバーを合わせてみました。最近のカメラは高感度設定できるのでフラッシュ使う機会は少なくなりました。まあ、いつもお気軽撮影ですからね。 右肩にはシャッター速度、露出補正のダイアルがあり、F値の表示小窓、電源スイッチシャッターボタン、録画ボタンあります。静止画、動画の切り替えレバーはシャッター速度ダイアル部です。 外部端子は一箇所にまとめられて、HDMI, USB type-C,マイク端子のみです。背面液晶が裏返せるのが個人的には気に入ってます。 こっちの側面はBluetoothなどの表示だけ。スッキリしています。カメラが軽いのでホールドには不満ありません。 F-Fotoのフード(HN-40)です。金属製でローレット加工され見た目もいいし、内側に46mmのフィルターが取り付けられるのでお勧めです。 Df用に購入したNikonの革ストラップをつけてみました。本当にフイルムカメラの佇まいです。いい感じです。 Nikon Z fc NIKKOR

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sで夏の散光星雲その1

 レンズテストが終わって撮影した画像その1です。スライディングルーフのEM400に載せてガイド無しで20枚ほど撮影しました。1枚少し流れていたので19枚合成です。撮影f値は3.5を選択しました。透明度はまずまず。スライディングルーフの周りも木が茂って年々空が狭くなります。 Nikon Z7 HKIR by Hayatacamera NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S ISO3200 f/3.5 60sec.x19 Takahashi EM400 mount  Capture NX-D, MaxIm DL6.08, StellaImage8, PhotoShopCC, 07/14/2021 Nebulae in Cygnus

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S星像テスト その2

その1の全体画像です。周辺減光はf/4.5位まで絞らないと結構目立ちますね。星像は開放からシャープなので周辺減光との兼ね合いで個人的にはf/3.5あたりがいいのかなと思います。 一般マクロ撮影なら減光は気になりませんけどね。 Nikon Z6II NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S ISO100 f/3.5 1/500s 絞り開放f2.8の撮影ですが、ニコンのカメラは実効F値表示なのでf/3.5となっています。三脚は面倒で一脚使いました。 JPEG撮って出しです。台風の余波の風は吹くし、手は震えるしマクロ撮影大変です。 f/2.8 f/3.2 f/3.5 f/4.0 f/4.5 f/5.0

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S星像テスト その1

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sは待望のZレンズマクロです。Z7発売後、いつ出るのかと思っていましたがやっと来ましたね。大きさはそそこそありますが、以前のFマンウントに比べて軽く、カメラとのバランスも良好です。梅雨も空けてやっとテストできました。 テストに使用したカメラはZ7 HKIR(IR改造)、露出30秒、ISO3200、フィルターはニコンのARCREST装着です。 画像はRAWファイルをCapture NX-Dで各種補正をOFFにして現像しています。 以下、四隅と中央を500ピクセル等倍で切り出したものです。 f/2.8  周辺減光は目立ちますが、星像は開放からシャープです。 f/3.2 周辺減光が少し改善 f/3.5 周辺減光が少し残ります。 f/4.0 f4.5 f/5.0 絞り開放から星像もシャープで色収差もなく天体撮影にも良いレンズでは無いでしょうか。

周回遅れその2 Veil Nebula

  透明度に恵まれたので淡い部分まで写りました。Haの構造(Green)がかなり外に広がっていますね。これまで何度も撮影した対象ですが奥が深いです。 Takahashi FSQ-130ED with 645Reducer0.7X 455mm f/3.5 FLI ML16803 Baader SII 8nm 10min.x7, Ha 7nm 10min.x6,OIII 8.5nm 10min.x6 08/15/2020(JST) SAO Mapped Color R=SII,G=Ha,B=OIII Stellaimage7,MaxIm DL6.8,PhotoshopCC NGC6960, 6992 (Part of Veil Nebula Complex in Cygnus)

公転で周回遅れ目前

昨年カメラレンズで撮影した星空です。いつの間にか地球が一周公転してしまいました。ニコンのSレンズはどれも収差が小さく周辺までシャープです。先日、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sを入手したので今年はこのレンズでの撮影が楽しみ。今回撮影に使ったのは、20mm、50mm、85mm。   MilkyWay1 Nikkor Z20mm f1.8 f2.8 ISO3200 60sec x31 田来原美しい森づくり公園 Nikon Z7 HKIR byHayatacamera Laboratory with STARRY NIGHT filter Nikon Capture NX-D,MaxIm DL6.08,StellaImege8,PhotoShopCC  08/13/2020JST (この写真は前回と同じデータの別画像処理です) 広くて開けた公園ですが、低空の空に少し光害があります。   MilkyWay2 NIKKOR Z 20mm f/1.8S f/2.8 ISO3200 30sec x30 田来原美しい森づくり公園 Nikon Z7 HKIR byHayatacamera Laboratory  with STARRY NIGHT filter Nikon Capture NX-D,MaxIm DL6.08,StellaImege8,PhotoShopCC   08/13/2020JST 自宅は木が多くて蠍座の上の方がやっとですが、ここは空が広い。 MilkyWay3 NIKKOR Z 20mm f/1.8S   f/2.8 ISO3200 30sec x30  田来原美しい森づくり公園 Nikon Z7 HKIR byHayatacamera Laboratory with STARRY NIGHT filter Nikon Capture NX-D,MaxIm DL6.08,StellaImege8,PhotoShopCC   08/13/2020JST 一人で来るのはちょっとですが、自宅から20分ほどでこの空ですから贅沢を言ってはいけませんね。 IC1396 NIKKOR Z 85mm f/1.8S   f/2.8 ISO3200 60sec x24  田来原美しい森づくり公園 Nikon Z7 HKIR by Hayatacamera