スキップしてメイン コンテンツに移動

ナローバンドのNGC6888はSAOかAOOか

SII 60min. Ha80min. OIII 60min. SAO合成 Mewlon-300CRS with BJ-53L
梅雨明けが早くおまけに新月,7月一番目の撮影対象はナローバンドのNGC6888です.本当はFSQ-106EDで天の川を撮影予定だったのですが,カメラ側の改良部品が間に合わずにMewlonを使うことに.NGC6888は散光星雲で,ウォルフ・ライエ星が形成母体として主にHaとOIIIで輝いてます.Haの領域の外がOIIIのベールで纏われたような感じ.SIIの成分は少ないです.人間の目はGとBの判断が結構曖昧なので,SAOで合成するとHaとOIIIの領域の違いが曖昧になり易いですから,AOO(R=Ha G=OIII B=OIII)の方が面白いかと思います.「目に青葉」や信号機の色のように日本人も昔から緑と青の区別がいい加減ですもんね.AOOバージョンはホームページにアップしてます.

コメント