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NIKKOR Z 40mm f/2.0の星像

 

先日、新たにNikon Zfcに合わせて購入したNIKKOR Z 40mm f/2.0をテストしました。このレンズはフルサイズにも対応しているため、夏の天の川撮影にも適していると思います。テストに使用したカメラはNikon Z7で、撮影条件はISO3200、シャッタースピード5秒でした。取得した画像はやや暗めだったため、PhotoShop CCで同一条件で画像を少し明るく調整しました。中心部と四隅から500ピクセルを切り出したものをご覧ください。
出典 Nikon 製品情報ページより 


中心部の星像は絞り開放からシャープですが、f2.0では中心部の星の周りに赤い色付きが見られます。この赤い色付きはf2.2でほぼ消失します。一方、四隅に関してはf2.0からf2.5までコマ収差が目立ちますが、徐々に改善されていきます。周辺まである程度の星像を維持するためには、f3.2かf3.5まで絞った方が良さそうです。なお、周辺減光はf3.5でも残っています。しかし、コンパクトで価格も手ごろなレンズなので、星空撮影には申し分ない性能です。

f2.0


f2.2


f2.5


f2.8


f3.2



f3.5


f4.0



f4.5


f5.0


f5.6

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