カラーカメラでハップルパレット(SAO)合成しました。フィルターはFSQ-130ED+レデューサーがf3.5なので、6nmのAskerのカラーマジックD1、D2にしています。このフィルターは少し安かったのでAliExpressで少し前に購入したものです。
画像はD1(Ha+OIII)が7月22日で、300秒x60枚 合計5時間、D2(SII+OIII)が7月24日で、300秒x55枚 合計4時間35分、総露出時間は9時間35分です。
撮影ソフトはN.I.N.A.3.1HF2で自宅からリモート撮影です。虫に悩まされることも無く快適に撮影できます。撮影後自動で赤道儀のパーキングまでできるので朝起きてから庭のスライディングルーフを閉めに行けばOKです。
健康のため夜12時以降は無人撮影です。撮影終了のタイミングは粘らずに南中後1時間に設定しています。赤道儀の反転撮影は無しです。おかげで、平日も無理なく撮影できて後はお天気と月齢だけです。
D1,D2の画像をそれぞれPixInsightのWBPPでダーク、フラット、インテグレーションまで行いました。次にその画像に対してControl Bars(2段目のバー)のSplit RGB ChannelsをクリックすればそれぞれRGBに分解した3枚ずつの画像ができます。
D1,D2の画像について上所処理を行い、D1のR画像からHa画像、D2のR画像からSIIの画像を取得できます。OIIIの画像情報はD1,D2のG画像とB画像に含まれるので、次にこれらの画像の合成を行います。合成前に位置情報のキャリブレーションを行うためにStarAligment(Process)で処理します。その後、4枚の画像をImageIntegration(Process)を使ってAverageで合成します。これでOIIIの画像が取得できます。
出来上がったSII、Ha、OIIIの画像に対して再度StarAligment(Process)を行い、SIIをRチャンネル、HaをGチャンネル、OIIIをBチャンネルに割り当ててChannelCombinationでRGB合成します。これでハップルパレットのSAO画像ができます。
今回の撮影では、ナローバンド撮影におけるカラーカメラよる感度や解像度の不足は感じませんでした。
スキル不足で再度画像処理をしました。難しい 8/31更新
2025/08/31 画像をUpdateしました。
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