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太陽の撮影と画像処理

最近の投稿

第25太陽周期の活動が予想外

  第25太陽周期の活動が予想以上に活発化しているらしいので太陽望遠鏡を買っちゃいました。7月頃にピークになってピークが2度ある可能性も予想されています。前回第24太陽周期の時はLUNTのLS60Thaを使っていましたが、今回はLS50THa/B600PTです。本当は継続的な観測が大切だと思います。反省、、、 口径は50mmでブロッキングフィルターは6mm、ピントはヘリコイド式になっています。 中身はいたってシンプルでヘリコイドのネジ以外はすべて組み立て済みです。 エタロンの調整はエアープレッシャーチューニングになっています。以前使っていたチルト式は像の明るさにムラがあり少し気になっていました。ヘリコイドは安っぽさはなく、硬めで粘りがあります。エアープレッシャーのポイントはかなり絞り込んだ位置です。 太陽の導入はテレビューのSol-Searcherがオプションにあります。無調整で太陽の導入ができました。精度高い。 メイドインUSAで、全体にチープさはなく堅牢な印象です。 カメラはASI174MMのグローバルシャッターでサイズも11.3x7.1mmと余裕があます。焦点距離が350mm結像サイズ3mmなの余裕でカバーですね。 太陽は10年以上ご無沙汰だったので撮像ソフトの使い方、画像処理とも一から出直しです。

PixInsight 1.9.2 Lockhart でMGCとSPCCを使って画像処理してみました

PixInsight 1.9.2 の案内のメールが来ていたのでアップデートしました。アップデートはサイトからOSに合わせたPixInsight 1.9.2のファイルをダウンロードしてインストール。オーバーライトでインストールされるので旧バージョンは書き換えられます。私の場合はBXTなどのアドインは一旦削除して再インストールするが必要がありました。 PixInsight 1.9.2から導入されたMGCはMultiScaleGradiantCorrectionの略で画像のカブリ等をデータベースを使って修正するようです。併せてSPCCも使ってみました。 Nikon Z 7(HKIR)   Takahashi FSQ-130ED with 645Reducer 0.7x 455mm f/3.5 ISO3200 60sx92 PixInsight ,PhotoshopCC 12/24/2024

あけましておめでとうございます+新しいカメラ設置

  あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。 年末ぎりぎりに新カメラのシステムが届きました。ZWOのASI6200MC Pro、フィルタードロワー、EOS-EFマウントアダプター、カメラと接続するK-ASTEC M54FD-5ADです。今回購入したスターベースさんに問い合わせてアドバイスしてもらいました。フィルターホイールも考えましたが、重さとシンプルさを優先して今回はこの組み合わせにしています。 Z7でカラーカメラを使うと正直モノクロカメラでのLRGB合成が面倒なんですよね。個人的には昔のカラーCCDカメラは画素が少ない上に感度が???なので使うのが躊躇われましたが、今は裏面照射で量子化も高効率、画素数も5000万画素を超えますからすごい時代です。おまけにセールでお買い得でした。 一緒にフィルターホルダーの予備なども購入。 フルサイズなのにコンパクトなのがもいいです。 Z7も併用するので望遠鏡側はEOS-EFマウントにしています。 FCT-65Dのレデューサー焦点に接続。 赤道儀はEM-400Temma2ですが、ガイドカメラ、フォーカサーもZWOで統一。 撮影はステラショット3です。導入とプレートソルビングが優秀ですし、構図修正も直感的にできるのでとてもいいです。私の場合ASI6200MC Proではオートフォーカスが上手く動作しませんでした。フォーカサーは動くのでピント合わせは可能です。アストロアーツに問い合わせ中。設定の問題か?

カシオペア座の忘れ物f2.5

8月にカシオペア座の散光星雲と2重星団(ペルセウス座)をNIKKOR Z135mm Plenaで撮影したものです。昨年はf2.8だったので今回はf2.5にしてみました。せっかく撮影したので年が変わる前に載せておきます。新しいカメラを注文したので、年内に間に合ってくれるといいな~ Nikon Z 7(HKIR)  NIKKOR Z 135mm f/1.8S Plena ISO3200 f/2.5 60sx92 (no dark no flat )   PixInsight ,PhotoshopCC 08/10/2024  

FCT-65DフローライトレデューサーFirst light

FCT-65Dとフローライトレデューサーf4.0,260mmで先日撮影したオリオン座オリオン大星雲からM78にかけての領域です。カメラはNikon Z7 設定はISO3200、60秒で、95枚、フラット補正ありダーク補正なしです。左下隅のM78もディテールがよく写ってくれました。 Nikon Z 7(HKIR)  ISO3200 60sx95 Takahashi FCT-65D with FU Rreducer 0.65x fl260mm F/4.0  PixInsight ,PhotoshopCC 12/01/2024  

FCT-65Dフローライトレデューサーの星像

  タカハシのサイトにも紹介されているので今更感はありますが、先日撮影した画像から星像を切り出してみました。カメラはNikon Z7でJPG撮って出しの画像です。四隅と中央の500ピクセルを等倍で切り出しています。このレデュサーは多分フローライトを使った初めてのレデューサーなのでこれまで以上の性能が期待できますね。 FCT-65D FU Reducer 0.65x f4.0 260mm Nikon Z7 ISO3200 60sec 周辺部の星像も中央付近と変わらないシャープさです。周辺減光も少なくフラットな画像が得られました。フルサイズの全画面で良好な星像が得られるところはFSQの超短焦点バージョンです。 FCT-65D FU Reducer 0.65x f4.0 260mm Nikon Z7 ISO3200 60sec 切り出した元画像です。等倍では掲載できないので縮小しています。この付近はスターリンクなどの衛星が多いので撮影画像にはもれなく人工衛星が写っていました。周辺減光はありますが全体にフラットな画像が得られています。レデューサー焦点の260mmf4.0でフルサイズをカバーできるのは大きな魅力です。