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4月, 2012の投稿を表示しています

フリップミラーのリモートコントロール

 惑星撮影はモノクロCCDとカラーCCDカメラを切り替えて撮影しLRGB合成しています.切替にはビクセンのフリップミラーを使っていますが自室からリモートデスクトップで操作出来るように電動化しました.主な材料はタミヤの 楽しい工作シリーズ ,No.189 ミニモーター低速ギヤボックス 4速 70189, No.141 プーリー Lセット 70141,No.98 ユニバーサルプレートセット 70098です.  ギアボックスを組み立てていると,子どもの頃組み立てたタミヤのプラモデルを思い出しました.フリップミラーへの取り付けは配線用のタイを使っています.ハッキリ言ってチープな工作ですが,実用には問題ありません.ベルトは輪ゴムですから回りすぎてもフリップミラーを壊すこともないし,ゴムを外せば普通に手で操作出来ます.フリップミラーはもとのままです。 パソコンからのリレー操作には 秋月電子 から購入したIP Power 9212 Deluxを使いました.使い方はブラウザからIP Powerを呼び出してリレーのオンオフを操作します.タイマーが使えるので動作時間を設定出来ます.(ただし,毎回入力が必要)

ガイド鏡のアリガタ,アリミゾ

FSQ-106EDのガイド鏡をK-ASTECの鏡筒バンドの上に載せるためにアリガタ,アリミゾを コスモ工房 さんから購入しました.アリガタは長さ160mm,アリミゾは長さ125mm重さ0.8kgです.梨地の白アルマイト仕上げです.アリガタにミゾがあって鏡筒バンドの幅を調整出来るのが便利です. 昨夜はプールから帰ると晴れて,透明度もまずまずだったので火星を撮影しましたが,結果は・・・・・でした.そろそろ終わりですね.その後土星を1セット撮ったところで雲が出てきたのでおしまいにしました.

活動型プロミネンス

 昨日は朝からうす雲が広がっていましたが,お昼前に雲が少なくなってきたので太陽をみると東側に大きなプロミネンスが見えました.連続的に変化を追いたかったのですが,雲量が多くて十分にできませんでした.撮影をはじめて約20分ほどでほとんど見えなくなってしまいました.

プレート

 Mewlonの鏡筒バンドに合わせてプレートを作製しました.EM-400の取り付けは35mm間隔のM8ネジ2個とNJPと同じ対角100mm間隔のM10ネジ4個です.材質はA7075でサイズは12x200x220mm表面は鏡面仕上げに近くてピカピカです.アクセサリーが付けられるように側面に35mm間隔のM8のネジを切ってもらいました.バンドと合わせて5.6kgです.  火星は南中の時間が早くなり小さくなってきました.

Mewlon-300CRS用のオフアキシスガイダー

 タカハシの Mewlon-300CRS は今月下旬に納品です.撮影用に直焦点2960mmF9.9とレデューサー焦点2160mmF7.2のバックフォーカスに合わせて 三ツ星 さんにオフアキシスガイダー8で専用OAGを作ってもらいました.  直焦点はカメラ回転装置(TSA-102)のφ72mmP1.0のメスネジからCCD面までが84mmがタカハシの設計値です.レデューサー焦点はレデューサーCR0.73xのφ56mmP0.75のオスネジの根元から72.2mmです.バックフォーカスが短いのでAO-8などのアクセサリーは使えません.  CCDカメラはSBIGのST-10XME+CFW9でバックフォーカスは44.2mm,ガイドカメラはリモートガイドヘッドでバックフォーカス17.6mmです.CFW9はフタのネジが表面から飛び出しているので直結するオフアキと干渉しないように接続部には3mmのスペーサーをいれることにしました.(ST10XME+CFW9)44.2mm+(スペーサー)3mm+(OAG8)20.15+(レデューサーアダプター)4.85mm=計72.2mm,直焦点はアダプターを11.8mm長くして84mmに合わせています.  画像は右下がスペーサー,左が直焦点アダプター,右上がレデューサー用アダプターを装着したオフアキシスガイダー8です.長焦点なのでガイド星探しは苦労しそうですね.

タカハシの鏡筒バンド

タカハシから新しい鏡筒バンドが届きました.と言っても鏡筒はまだ製作中です.マウント用のプレートを作るために先に送ってもらいました.バンドの重さは1.5kgx2,天板は1kg,プレートが1.5kgで計5.5kgです.鏡筒と含めてEM-400の積載重量内になんとか収まりそうです.プレートは重さと強度を考慮してアルミ合金7075の12mmにしました.いつもは5000番台でプレートを作っていましたが,7000番台はかなり高価ですね.