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日本製の冷却CMOSカメラ 

長くビットランの冷却CCDカメラを愛用してますが、時代の流れで今回はビットランの冷却CMOSカメラBJ-73Mを購入しました。外観はこれまで使っていたBJ-53Lとほぼ同じです。 このカメラを使うMewlon-300CRSはイメージサークルがやや狭いのでAPS-CサイズのBJ-73Mはおさまりがいいです。BJ-53Lは感度はいいのですがチップサイズが少し小さくのアンプノイズも少し気になります。 センサーはsony製のIMX571です。裏面照射でアンプノイズレスの人気CMOSですね。画素数2602万画素,1.8型APSサイズ23.5x15.7mm,6244x4186pixcel,ピクセルサイズ3.76x3.76μmです。A/D変換は12bitまたは16bitを選択できます。望遠鏡との接続は2インチ差し込みまたはM52 P0.75です。標準でASCOM対応のドライバーが添付されています。 USB端子がこれまでのMini USB Type- Bからmicro USB Type-B SuperSpeedに変更されています。望遠鏡との接続部などに変更はありません。 インストールには.NET Framework4.7以降とASCOM6.4以降が必要です。ただ最新のASCOMはVer.6.5SP1で.NET Framework4.8のインストールが必要となっています。 今回、撮影用のPCはASCOM6.1だったので、まず.NET Framework4.8をMicrosoftのサイトからインストールしてASCOM6.5SP1をインストールしました。後は付属のDVDを使ってドライバーをインストールするだけです。撮影はMaxim DLを使うのでカメラの設定でASCOMを選択してしBitranのカメラからBJ-73M指定して終わりです。 Gainの設定などがないソフトのために設定用のウィンドウを常時表示させるチェックボックスもあります。このウインドウでビットレートとGainをいつでも変更できます。

NGC7000 IC5067 IC5070また出遅れて夏が終わってしまいました

North America Nebula & Pelican Nebula Takahashi FSQ-130ED with 645 reducer0.7X 455mm f3.5, FLI ML16803 Baader SII 8nm 10min.x6, Ha 7nm 10min.x6, OIII 8.5nm 10min.x6 SHO Hubble Palette 08/05/2021JST MaxIm DL6.08,PhotoshopCC 夏の定番構図の一つですね。これまで何度も撮影した対象ですが、Hubble Paletteは初めてです。忙しさに感けて処理が進みませんせした。先日ナローバンドフィルターをアップグレードしたので、このフィルターでの撮影は最後かもしれません。 SII-8nm,Ha-7nm,OIII-8.5nmはキレは劣りますがレンジは稼げるのでそれなりに利点もあるんですよね。 URANOMETRIA 2000.0でカタログ化してみましたが、ナローバンドなので散開星団がよくわかりません。Bは暗黒星雲のカタログです。