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6月, 2017の投稿を表示しています

FC-100無印@30年物

タカハシのFC-100を購入しました。相当に古いものですけどレンズは綺麗で微かに拭き斑がある程度です。鏡筒には埃がかなり付いていましたが、傷もほとんど見当たりません。年代は86年辺りの物だと思います。この頃のタカハシのレンズはモノコートのため保管状態の悪いものはレンズの曇りやカビの発生している個体目立ちますね。 取り敢えず清掃してFSQ-130EDの隣に同架。見た目30年以上前の筒とは思えません。2インチに未対応の接眼部が時代を感じさせます。付属ファインダーは3cmでした。最新のFC-100に比べると鏡筒がΦ114mm(現Φ95mm)と太くがっしり重いです。 手持ちのアクセサリーで接眼部を2インチ化しました。鏡筒の根元の径はM72mmP=1で現行のタカハシ鏡筒と共通なので問題ありません。繰り出し量も余裕があり使い易いですね。ファインダーは現行の7x50に変更してます。 梅雨の晴れ間?で薄暮の木星を見てみました。LE7.5mmで木星の上に小さなごみが見えます。まずいなーと思ったら、ガニメデの影でした。LE7.5mm+タカハシ2倍バロー(213倍)にするとさらに詳細が見えてきます。薄暮中でも屈折で抜けがよく250倍くらいまで行けそうです。エクステンダー付けて月の撮影も良さそう。隣のFSQ-130EDを使えば良さそうですが645レデューサーでスケアリング調整してあるので撮影システムの取り外しは不可なんです。

6年の進化FUJIFILM X100Fがいいね!

Fujiの初代X100をCP++で触り、渋い佇まいにあこがれて購入したのが6年前。初代は色や画質にはさすが富士フィルムと思わせるものがありましたが、起動時間やAF、操作性に難があり、自然とスナップはGR移行。しかし先に購入したX T-2の操作性、画質、AF性能の良さに惹かれて、四代目のFuji X100Fを新たに購入しました。いいですよこれは! 初代に比べてボディの質感も上がってチープさとは無縁です。前面のデザインはカメラのロゴマークも無く至ってシンプル。渋いね。 シャッタースピードダイアルを持ち上げてISO感度がマニュアルで選択できるようになりました。勿論オートもOK。露出補正も補正ダイアルをCにすると前面のコマンドダイアルで補正できより使いやすいです。 Fuji X-T2と同じ再生ボタンの上のフォーカス用スティックがとても使いやすい。無印X100はボタン類の操作性がダメだったのでこれだけでも大きな進歩です。 無印X100ではPentaxのフジツボフードを付けたりしましたが、シンプルに純正アダプターにプロテクトフィルターの組み合わせがオールドレンズティックでデザイン的にも気に入ってます。 純正のかぶせキャップとのマッチングも決まりますね。失くしたら再購入が高そうですが(サービスセンターでしか購入できないので金額不明)。 X100F 23mm f/4 1/800秒 絞り優先オート マルチパターン測光 プロビア 標準のプロビアです。ダイナミックレンジも十分広いですね。  X100F 23mm f/4 1/500秒 絞り優先オート マルチパターン測光 アスティア アスティアのさっぱりした色味も清々しくていいですね。 X100F 23mm f/4 1/220秒 絞り優先オート マルチパターン測光 ベルビア ベルビアは結構派手で、使い方を間違えると不自然な写真になりやすいので乱用は要注意ですかね。 X100F 23mm f/2 1/1000秒 絞り優先オート マルチパターン測光 ベルビア 絞り開放(f/2)は収差が残ってオールドレンズ風なのは初代X100と同じです。 レンズシャッターなのでメカニカルシャッターの制限にかかってマルチパターン測光でも露出がf/2.8と同じにはなりません(