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2018の投稿を表示しています

Nikon Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 SでBarnard's Loop

レンズテストの後で撮影したオリオン座です。月が残っていたので撮影開始が遅くなって右下に立木が入ってしまいました。(構図もイマイチ)Nikon Z7は赤い散光星雲もよく写ります。Barnard's Loopや淡いエンゼルフィッシュ星雲も確認できます。それにしてもZ 50mm f/1.8の星像は気持ちいいほどシャープです。(ノートリミング) Nikon Z7+ NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F2.8 ISO800 120sec.x30 (Takahashi EM-400) Capture NX-D,MaxImDL6.08,StellaImage8.0 PhotoshopCC 12/16/2018

NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sのテスト

発売が延期されていたNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sが届いたので、でオリオン座を撮影して星像と周辺減光などを確認してみました。MTF曲線ではこれまでのNIKKORの50mmレンズにはない性能が期待されますがどうでしょうか。 Nikon Z7を赤道儀(EM-400)に載せて露出はすべてISO800、30秒です。今回はCapture NX-DでRAW現像し、Photoshop CCで中央の明るさを大体揃えています。Raw現像のヴィネットコントロール、アクティブD-ライティングはOFFで倍率色収差は補正はONです。 Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F1.8 30sec. F1.8の解放から色収差は少なく中央部の星像もかなりシャープでZ 35mmより良好です。ただ周辺減光は多めでZ 35mmに負けます。コマ収差は小さく目立ちません。 Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F2.0 30sec. F2.0では周辺減光がわずかに改善しますが、周辺の落ち込みはまだまだ大きいです。 Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F2.2 30sec. F2.2では中心像のシャープさが増してきます。 Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F2.5 30sec. F2.5では周辺減光も少なくなり、中心像は非常にシャープです。 Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F2.8 30sec. F2.8では周辺減光がほぼ解消しますが、四隅にわずかに落ち込みが残っています。周辺光量はZ 35mm、星像(色収差、シャープさ、良像範囲)ではZ 50mmですね。 Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F1.8 30sec. Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F2.0 30sec. Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F2.2 30sec. Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S F2.5 30sec. Nikon Z7 NIKKOR Z 50mm f/1

Nikon Z7とNIKKOR Z 35mm f/1.8で星空

 ニコン初のフルサイズミラーレスZ7を星空に向けてみました。ネットの情報ではイメージセンサーはD850とほとんど同じ仕様のようです。画素数も同じですしね。   フルサイズボディーで重さが675gなのが一番嬉しい点です。値段はもう少し安いとさらに嬉しくなりますが・・・・・・。 大きさも絶妙でホールディングもいいですし、このサイズでD850の高画質、おまけに手振れ補正まで手に入るなら、私的には理想に近いカメラです。 撮影再生操作は、再生ボタンを前面のファンクションボタンに割り当てると、ファインダーを覗いたまま、右手のみで完結できます。さらにiボタンに色々割り当てると、ファインダーを覗いたままで設定変更も楽々です。天体写真に最適なサイレントシャッターもiボタンから簡単に変更できます。AFは若干D850には負けますが、特に不都合は感じません。 NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sは、現行のFマウントレンズのAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDに比べてずいぶん高価ですが、Zマウントレンズのf1.8は、Fマウントのレンズとは違った設計思想で作られているようです。MTF曲線を見るとNIKKOR Z 35mm f/1.8 Sがより解像度が高く、コマ収差の小さいレンズであることが予想されます。コンパクトで高性能なレンズを目指しているのでしょう。Zマウントは、マウント径も55mmと大きくなったので周辺光量的にも有利です。これから登場するZマウントのレンズがまた楽しみになります。 撮影は、赤道儀EM-400、Nikon Z7+NIKKOR Z 35mm f/1.8 S、露出はISO800、60秒露光、撮って出しJPEG画像です。画像は上が南で、下に白鳥座γが写ってます。    Nikon Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S F1.8 絞り開放ですが、周辺減光も少なく一般撮影ではほとんど問題のないレベルだと思います。中心部の星像も解放からいいですね。輝星の周囲には少し色収差が見られます。  (下の切り出し画像も参考にしてください) Nikon Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S F2.0 輝星の色収差はF1.8とあまり変わりません。画像がブロ

FUJIFILM X100FにFreemod X-CAP2F+Ulysses

昨年FUJIFILM X100Fを購入してから日常の撮影から旅行まで一番出番の多いカメラになりました。FUJIの誇るハイブリッドファインダーとフイルムシミュレーションは秀逸です。覗いてフレーミングする楽しさ、適度な大きさ、高画質が旅行にピッタリ。しかし、そこで意外にも気になるのがレンスキャップです。初めはFUJIの純正アダプターリングにプロテクトフィルター、Carl Zeissレンズキャップで運用しました。Carl Zeissのロゴはカッコイイのですが着脱がイマイチの上、外したキャップが邪魔でした。キャップに穴を開けて紐を着けましたが逆にぷらぷらして撮影の邪魔です。次は、嵩張るけどFUJI純正の被せ式キャップに戻してストラップにキャップクリップ取り付けて、キャップを留めておきます。キャップクリップは中々の優れもので重宝しました。しかし、オリエンタルホビーのFreemod X-CAP2F (UVフィルター一体型 レンズキャップ)49mmを使えばX100Fがキャップを外す手間もなくつでもすぐ撮影できるのスナップシューターになります。これまで、そのまま仕事用カバンに入れていましたが、今回ついでにUlyssesのボディースーツも着けて見ました。 Ulyssesのボディースーツ(チョコレート)+Ulyssesの革製ストラップに八仙堂の継手リング49mmを介してFreemod X-CAP2F (UVカットフィルター内蔵)を装着したX100Fです。容姿的にはFUJIオリジナルの被せ式キャップが一番だと思いますが。速写性、実用性では今の所これが一番です。 皮の質感は写真より実物の方がずっと良い感じです。カメラとボディースーツを固定するのは底のカメラネジの部分だけですが、コインがドライバー代わりに使えますから実質工具レスで旅先も着脱可能です。判りにくいですがスーツは立体的に加工されているので指のホールドも悪くありません。 ボディースーツで開閉できるのは電池とSDカードのスロット部分だけです。ですからボディースーツを着けたままデータをPCなどに送るにはWi-Fiを使うか、SDカードを直接取り出すことになります。ただ、モバイルバッテリーからカメラ本体にUSB充電できないのは痛いですね。写真のようにスーツの底は少し厚みがあるのでカメラの高さ増えますが、X

新キーウイ棚できました

随分前の話ですが、2015年8月25日の台風15号では庭の垣根が傾いたり、キーウイの棚が倒壊するなどし大きな被害がありました。他にも倒木多数。特にキーウイの棚はこの家を建てる前に有った葡萄棚を利用して育てたもので、数百個以上の実を付けるほどの大木に成長してました。残念ですが、樹が大きく起こせないので伐採して棚も撤去していました。 しかし、根元から芽を出して最近かなり復活したので、新たにキーウイ棚を再建することにしました。土地は平らでは無く一人作業です。 左側はお隣の雑木林、右側はうちの果樹畑に続く登り斜面です。設計図はありません。出たとこ勝負です。前の棚の鉄パイプのうち利用できるものだけ残して他はお隣さんに引き取ってもらいました。足りない分は足場パイプを使います。一人で作業する為シンプルに作ります。 キーウイの株との位置関係から縦のパイプを立てる場所を決め、コンクリートブロックを埋めて縦のパイプを立てます。直角の継ぎ手クランプで横パイプを仮固定していきます。この辺りかなり不安定ですが何とか一人で頑張ります。 水準器を使いながら縦と横の垂直水平を確認しここまで進みました。右側は火山灰が固まったような硬い地質なのでブロックを埋められる場所が限られます。パイプは一辺3mほどです。高さは作業性を考慮して身長プラスαですが、何せ斜面なので全て完璧にはできません。 日も傾いて来たので今日の作業はここ迄。何とか形になったかな。 今日は棚を補強していきます。ホームセンターの軽トラを借り鉄パイプをシコタマ仕入れて来ました。約1m 間隔で長めのパイプを入れました。 手前に在るのがオスの一番元気な株です。ほぼ斜面を登りきったところなので、ここまで棚を延長しました。 ちょっと間が空いたら雑草がすぐに伸びてきました。上の写真の真ん中右のあたりに元の一番大きな株が見えます。ここの真上まで棚を持って来ると奥の下の段への出入りが不便になるので株の少し手前まで棚を拡張します。 奥へ拡張し、筋交を入れて捻れ対する補強をしてます。素人仕事ですからスマートさ期待してはいけません。これだけやれば大型台風も大丈夫?大人がぶら下がっても平気な強度ですが、下から持ち上げる力には棚の自重しか無いところが問題。キーウイ自身にアン

今年は豊作

梅が豊作でした。相当な老木ですがバケツ一杯の収穫です。梅酒に2kgほど使って、1.2kgジャム用に確保しました。残りはみんなにおすそ分けです。

ニコンのEレンズがいいね!

最近のNikonの大口径新レンズはEタイプ化されています。カメラの高画素化に対応してよりシャープで、周辺のコマ収差、色収差も改善され周辺光量も豊富なので星空撮影向きです。 AF-S NIKKOR 70−200mm f/2.8E FL ED VR 前のタイプも良いレンズと評価されていましたが、印象としては更にシャープ感が増してました。前のレンズの弱点であった最短撮影距離も1.4→1.1m、最大撮影倍率は0.11→0.21倍に改善され、110g軽く強力なVRで手持ちもOKです。 AF-S NIKKOR 70−200mm f/2.8E FL ED VR_200mm f/2.8 ISO400 D850 Nikon AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED フィルターサイズ82mmの大口径レンズです。f/1.4の開放からシャープでボケも柔らかくていい感じです。最短撮影距離は1.0m、最大撮影倍率が1.3倍でもう少し寄れると完璧です。 Nikon AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED_105mm f/1.4 ISO1600 Nikon AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED_105mm f/1.4 ISO560 D850 Nikon AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED フィッシュアイレンズは、モデルチェンジのサイクルが長く、やっと出た新フィッシュアイです。開放f値は8mmf/3.5、15mmf/4.5ですが、これまでのフィッシュアイとは次元の違うシャープさです。特に15mmは絞り開放からキレますね。周辺星像もフィッシュアイレンズとしては問題ありません。周辺減光が問題になるレンズでは無いので星空撮影は15mmは開放からバッチリです。 Nikon AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED_15mm f/4.5 ISO1000 D850