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California NebulaをFSQ-130ED+ ASI6200MC Pro でハッブルパレット

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FCT-65D+FU RD0.65xでVeil Nebula HSO (BXT ML 5で再画像処理 Update09/23/2026)

  FCT-65Dに0.65×レデューサー、ASI6200MC Proを組み合わせて網状星雲を撮影しました。フィルターはAskar Color Magic D1とD2を使用しています。 D1(Hα+OIII)とD2(SII+OIII)のデータから各輝線成分を取り出して再構成しました。今回は一般的なSHOではなく、Hαを赤、SIIを黄色、OIIIをシアン方向に割り当てています。 網状星雲はOIIIのフィラメントが非常に強い対象なので、シアンからブルーの細い構造を残しながら、Hα、SIIとの色の違いが見えるように調整しました。特に中央部から東西のVeilへ連なる複雑なフィラメントは、色を分けることで構造がかなり見やすくなったと思います。 FCT-65D+0.65×レデューサーとフルサイズの組み合わせでは、Veil全体だけでなく、その周囲に広がるかなり淡い星雲まで一緒に入ります。処理を進めてみると本体の外側にも予想以上にHαの構造が広がっていて、広い画角で撮る面白さを改めて感じました。 ASI6200MC ProにD1/D2という組み合わせは、OSCの手軽さを残しながらHα・SII・OIIIを使った色表現ができるので、なかなか面白い組み合わせです。 モノクロとOSCでの色の違い これまでモノクロカメラ+SII・Hα・OIIIの単バンドフィルターでも同じようなナローバンド処理をしてきましたが、今回のASI6200MC Pro+D1/D2では、同じような色の割り当てをしても少し違った色合いになりました。 モノクロカメラでは各輝線をそれぞれ独立したフィルターで撮影するため、SII、Hα、OIIIを比較的明確に分離できます。一方OSCでは、D1、D2を通過した光をベイヤー配列のR・G・B画素で受けることになります。特にOIIIはGとBの両方にまたがって記録され、各チャンネルの感度特性やフィルターの透過特性も最終的な色に影響します。 そのため、D1/D2からHα・SII・OIII成分を取り出してモノクロ撮影と同じように合成しても、得られる三つの成分は完全に同じものではありません。輝線同士の分離度やS/N、相対的な強度に違いがあり、その差が最終的な色調にも現れてくるようです。 今回のVeilでは、OIIIのシアン~ブルーが鮮やかな一方、Hα・SII側は赤一色にならず、黄色から...

FCT-65D+Rreducer0.85xでSadr付近

  はくちょう座γ星サドル付近を、FCT-65DとASI6200MC Proで撮影しました。 この領域はHaの赤い星雲が非常に強い一方で、暗黒帯やOIII成分、さらに微妙に色の異なる星雲が複雑に入り混じっているので、処理を進めるほど全体が単調な「赤」に寄りやすい対象です。今回はそのあたりを意識して、赤い星雲の濃淡だけでなく、暗黒帯周辺に見える青緑〜シアン系の成分もできるだけ残す方向で仕上げました。 特に気を付けたのは、星雲を強調しすぎて背景との境界を硬くしないことです。サドル周辺の明るい領域から画面下部の淡い星雲まで、輝度差を圧縮しながら階調が連続するように調整しています。中央付近を南北に走る暗黒帯も単純に黒く落とさず、その内部に残っている微弱な構造が見える程度にしました。 色については、Ha主体の領域を赤一色にせず、赤〜サーモンピンク、褐色、シアンといった色の変化が自然につながるように調整しています。星の色も星雲処理の影響を受けすぎないようにして、青い星から黄色〜オレンジ色の星までなるべく残しました。 この領域は強調すればいくらでも派手にできますが、今回は細部を出すことよりも、広い画面の中でサドル周辺の複雑な構造と色の変化を見せることを優先しています。  Sadr Region Takahashi FCT-65D  with Multi Rreducer0.85x fl340mm f/5.2 Mount Takahashi EM400-Temma2 ZWO  Guide Scope ASI174mm ZWO ASI6200MC Pro offset50 gain100 -5c none filter, 300sec.x46 N.I.N.A.,PHD2,PixInsight ,PhotoshopCC 07/11/2026 JST

FSQ-130EDとQHY600MでVeil Nebula HSO

Hubble PaletteのSHOでは SII=Red、Ha=Green、OIII=Blue が定番ですが、以前からHaがGreenになることに少し違和感がありました。そこで今回は Ha=Red、SII=Yellow、OIII=Cyan からスタートしています。 処理にはPixInsightの NBColourMapper と NarrowbandNormalization を使用。VeilはOIIIがかなり強いので、単純に合成するとOIIIが目立ちすぎます。各輝線の構造が色の中に残るようにバランスを調整してから、最終的な色相と彩度を整えました。 この配色にすると、Ha/SIIの赤〜オレンジ系の構造と、OIIIのシアンのフィラメントがよく分離します。特にHaとOIIIが細い糸のように並走したり絡み合ったりする様子が見えて、Veil Nebulaにはなかなか相性の良い配色だと思います。 もちろん疑似カラーなので正解の色があるわけではありません。今回は「きれいなSHO」にするよりも、3つの輝線の違いをできるだけ残すことを意識して仕上げてみました。 Veil Nebula Takahashi FSQ-130ED with Takahashi 645Reducer 0.7x  455mm f/3.5   Mount Takahashi EM400-Temma2 Camera QHY600M , O ffset0 gain26 -10°c mode Extend Fullwell 2CMS  Baader SII 4nm 300sec.x21 H-alpha 3.5nm 300sec.x21 OIII 4nm 300sec.x21 HSO: H-alpha(Red), SII(Yellow), OIII(Cyan)  7/13/2026 JST   PixInsight ,PhotoshopCC 

FSQ-130EDとQHY600MでIC1396 HSO

  IC1396をHSOで処理しました。 撮影は Mewlon-300CRS + Reducer CR 0.73×(2160mm / F7.2)、カメラは Bitran BJ-73M(IMX571)。Baader のSII 4nm、Hα 3.5nm、OIII 4nmで撮影したナローバンドデータです。 今回も通常のSHOではなく、最近試しているHSOカラーマッピングで仕上げました。 色の割り当ては、 Hα → Red SII → Yellow OIII → Cyan としています。 IC1396はHαが非常に強く、SHOではSII、Hα、OIIIのバランスと色調を整えるのに苦労することがあります。今回はHαをRedに置くことでHα主体の構造を素直に残し、SIIをYellow、OIIIをCyanとして両者の違いを色相として出す方向で処理しました。 PixInsightでは、まず各チャンネルを整えた後、NBColourMapperでHSOの色を割り当てています。その後、NarrowbandNormalizationを使って各輝線の寄与とカラーバランスを調整しました。 単純なチャンネル合成と違い、NBColourMapperでは各輝線に任意の色を設定できるので、Hα、SII、OIIIの構造を確認しながら色相を追い込めるのが便利です。NarrowbandNormalizationとの組み合わせも、ナローバンド特有の色の偏りを整理するのに使いやすいと感じています。 IC1396 Takahashi FSQ-130ED with Takahashi 645Reducer 0.7x  455mm f/3.5   Mount Takahashi EM400-Temma2 Camera QHY600M , O ffset0 gain26 -10°c mode Extend Fullwell 2CMS  Baader SII 4nm 300sec.x21 H-alpha 3.5nm 300sec.x21 OIII 4nm 300sec.x21 HSO: H-alpha(Red), SII(Yellow), OIII(Cyan)  8/11/2026 JST   PixInsight ,PhotoshopCC ...

FSQ-130EDとQHY600MでSadrをHSO

今年もSadr付近を撮影しました 今年も、はくちょう座の Sadr(γ Cygni)付近を撮影しました。 今回はモノクロカメラの QHY600M と Baader Narrowband Filter の組み合わせです。Hα、SII、OIIIの3波長をそれぞれ個別に撮影しました。 昨年は ASI6200MC Pro に、Hα+OIII と SII+OIII の2種類のDual Band Pass Filterを組み合わせ、そこから各成分を抽出してSHO画像に仕上げました。ワンショットカラーカメラでSHOを表現できるのは面白い方法でしたが、実際に処理してみると各成分のバランス、特に色合いの調整にはなかなか苦労しました。 そこで今年は、QHY600MでHα、SII、OIIIを別々に撮影し、昨年とは少し趣向を変えてHSOで合成してみました。 色の割り当ては、 Hα → Red SII → Yellow OIII → Cyan です。 一般的なSHO(いわゆるHubble Palette)とはかなり違った色調になりますが、Hαを赤にすることで水素の豊富なSadr周辺の星雲を比較的自然な赤系で表現しながら、SIIとOIIIの分布の違いも色彩として見せることができます。 実際の画像処理には、PixInsightの NBColourMapper と NarrowbandNormalization を使用しました。 NBColourMapperでHα、SII、OIIIそれぞれの色を指定し、NarrowbandNormalizationで各ナローバンド画像のバランスを整えながら仕上げています。 SHOにはSHOならではの魅力がありますが、ナローバンド画像は必ずしも決まった色に割り当てる必要はありません。どの輝線をどの色として表現するかによって、同じ天体でもずいぶん違った印象になります。 昨年と今年、同じSadr付近を撮影していても、カメラ、フィルター、そして色の割り当てを変えることで、まったく違った表情の画像になりました。 天体写真は撮影すること自体も楽しいのですが、こうして同じ対象を違う方法で撮り、違う表現を試してみるのも面白さのひとつだと思います。  Sadr Region Takahashi FSQ-130ED with Takahashi 645Reducer 0.7x...

象の鼻 Mewlon-300CRS update 2026/08/30

  Mewlon-300CRS(fl. 2160mm)で撮影したIC1396A「象の鼻星雲」です。 今回はHubble Palette(SHO)で仕上げました。 IC1396Aはあまり明るい星雲ではないため、F7.2の光学系と3nmナローバンドフィルターの組み合わせでは、十分なS/Nを確保するのに少し苦労しました。それでも2160mmの長焦点を活かして、象の鼻の複雑な構造や周囲に広がる淡いガスをできるだけ丁寧に表現してみました。 Elephant's Trunk Nebula (IC1396A) Takahashi Mewlon-300CRS with Reducer CR0.73x  f7.2  2160mm Mount Takahashi EM400-Temma2 Camera Bitran BJ-73M Sony IMX571  gain(1) StarLight Xpress Filtrwheels, Off Axis Guide ULTRASTAR filter Baader     SII 4nm 300sec.x20 H-alpha 3.5nm 300sec.x20 OIII 4nm 300sec.x16 N.I.N.A.,PHD2,PixInsight ,PhotoshopCC 08/11/2026JST