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1.2を舐めてました、NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの星像テスト

 

新しく購入したNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの星像をテストしました。月齢14でしたが南に低い軌道なので影響は少ないです。撮影条件はカメラZ7(天体写真改造)、ISO3200、シャター速度5秒、赤道儀(Takahashi EM400)による自動追尾です。カメラ設定はヴィネットコントロール標準で画像はJPGの撮って出しです。

MTF曲線では少しシャープさに劣るように思いましたが、これはf=1.2の時で少し絞るとぐっと良くなります。開放1.2では四隅にはコマ収差がみられ、色収差もわずかに確認できます。周辺減光は結構あります。絞り1.8まで行くと星像は一段引き締まり、コマ収差もほぼ解消し周辺減光も僅かです。絞り2.0でコマ収差、周辺減光も含めてほぼ完璧になります。色収差は少し感じますね。

これまでNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sを使って本当に良いレンズなんですけど、この1.2レンズをテストすると性能面では大きな差があります。神レンズとも呼ばれているんで比較されるのが可哀想ですけど。

これはNIKKOR Z 85mm f/1.2 Sが気になって仕方がない。f/1.2やばいです。

出典 Nikon 製品情報ページより 

PhotoShopで四隅と中央を500pixcel切り出した実物大画像です


f/1.2


f/1.3


f/1.4


f/1.6


f/1.8


f/2.0


f/2.2


f/2.5


f/2.8


f/3.2


f/3.5


f/4.0


周辺減光のサンプル、PhotoShopで4800x3200に縮小しています

f/1.2

f1.3

f/1.4

f/1.6

f/1.8

f/2.0

f/2.2

f/2.5

f/2.8

f/3.2

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f/4.0

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