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Sh2-129 イカ星雲を21時間 FSQ-130ED

 

イカ星雲(正式にはOu4)は、長時間露光が必要な星雲として有名です。今回は天候に恵まれたため、カラーカメラを使用して長時間露光に挑戦しました。使用したASI6200MCは裏面照射型で、アンプノイズもなく、非常に高品質な映像を得ることができます。一昔前のカラーカメラとは全く異なる性能を持っています。

さらに、Dual Band Passフィルターを活用することで、HαとOIIIを同時に撮影することが可能となり、撮影の幅が広がりました。

今年は梅雨明けが早く、新月期に好天が続いたため、4日間にわたって撮影を行いました。イカ星雲は赤い輝線星雲Sh2-129内に位置しており、Sh2-129が手前にあり、Ou4がそれを通して見えているという説もあるようです。

また、N.I.N.A.のソルビング機能とオートフォーカス機能のおかげで、複数日にわたる撮影のハードルが低くなり、スムーズに作業を進めることができました。

ZWO ASI6200MC Pro  Takahashi FSQ-130ED with 645Reducer 0.7x 455mm f/3.5
Asker D1(Ha-OIII 6nm) offset50 gain100 300sec.x252(21hours)

PixInsight ,PhotoshopCC 07/28-31/2025

一説ではイカ星雲は三重連星が関係する惑星状星雲でその大きさは50光年にもなる巨大イカらしいです。












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