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夏の天の川もバッチリFSQ-130ED撮影準備完了

年末から始めたFSQ-130EDの50mm角フィルター化が完了しました。交換したFLIのCFW-5-7はStarlightxpressに比べるとはっきり言って巨大です。おまけに肉厚な造りなので重さは4.3lbs=1.950kgもあります。FLIのカメラは重いからそれ用に設計されているんでしょうね。さすがのアメリカンサイズです。フィルターは7枚内蔵できるのでLRGBとSII,Ha,OIIIを入れて撮影のバリエーションを楽しめます。フィルターの装着はホイールを開けずにに行え、フルター抑えも厚みごとに調整できるのでよく考えられていると思います。組み合わせるBJ-55Lは730gでFSQに取り付けると主役はCFWみたいです。



Clearは必要ないのですがセット品には強制的に付属してました。CCDがKAI-29050でAstrodonには50mm角のI-Seriesのフィルターは無いし、今回は比較的バンド幅の広いBaaderのフィルターを選択しました。ケース同士を合体できる引き出し式の凝った作りのケースに入っています。





CFW-5-7のカメラ側はテーパーリング接続なので開口部が最大になるようにBJ接続用リングを作成しています。FLIのフィルターホイールはネットに情報が少なくてFLIユザーのKさんにお願いして実物で接続方法を確認させて頂きました。有難うございました。


ホイールのカメラ側の蓋を取り外したところです。駆動はベルトドライブで昔のステレオのターンテーブルのようですね。こうして見ると50mm角7枚ではこの大きさは仕方ないですか。



フィルターホイールと望遠鏡側の接続はねじ込みです。ダイイチさんのスケアリング調整リングを介して接続できるようにアダプターを作成しています。このシステムは645レデュサーのバックフォーカスに合わせた設計です。


でっかいフィルターホイールにコンパィトなカメラが張り付いてます。今回の作成のアダプターは全てダイイチさんの現物合わせなのでトラブルはありませんでした。対物側から覗くと十分余裕を持ってセンサーが見えます。近いうちにフラットを撮影して周辺光量を確認します。

参考までに。

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